●新年度通常授業
全単元アチーブメントテストも終了し、集団も個別も新中1~新中3生までの学習の健康診断を行っています。
集団も個別もみんなNeo School の生徒ですから、連携できるところはがっつり手を組んでいきます。データを共有して、個別から集団へ、集団+個別などのバリエーションも今後広げていかなければなりません。
今年1年精一杯走ってみて考えていきたいと思います。
さて、ア・テストの翌日からは新学期通常授業が開講しています。せっかくの年度初めの授業ですので、ついついTalk魂に火がついてしまい、私をよく知る多くの生徒たちがその火に油を注いでくれ、体験授業で来てくれている子たちのことをすっかりと忘れながら、
鈴木的人生論を語りだすのであります。このように世の中のことを分かった風に語りだす大人の話を信じてはいけませんが、もう1人の私が勝手にやっていることなので仕方がありません。
今日の新中1生には、中学校に入ってからの心構えと勉強について、を説明しだしましたが、最後の方ではいじめっ子をいじめるマヨケチャ作戦についての話で盛り上がってしまい、、、
内部生に混じって授業に参加してくれていた体験の5名の子達がいましたが、帰り際にその中のMくんが、「先生、塾って役に立たないことも教えてくれるのですね。先生があまりに熱中して話していたのでノートに先生の似顔絵を書きました、見てください。」とかなり写実的な筆致で描かれた私がそこにいました。
頑張れ俺!
新中2生にも同じ趣旨の話をしますが、、、、日産スカイラインGTの素晴らしさを語る会となってしまったのでした。。。。
どうも真面目に話をしていると必ず誰かが私のおだて話を入れ、ついついおだてられると話の方向がどうも怪しげな方向にいってしまう。そしてどういう訳か生徒達の目が輝いていると、さらに余計な話に向かうクセを何とかしないといつまでも生徒達の思う壷なのであります。
まあ、授業の枕みたいなものですから、、、新中3はもう聴き飽きているだろうから、、、でもやはり最初の授業はびしっといきたいし、、、と葛藤をし、、、
明日の中3は、「お日様とお月様と雷様のお話」を枕にしようかな、なんて落ちになりそうです。
さて肝心の本題の部分ですが、、、
1 受験について
2 内申と入試について
3 学校のテストについて
4 本番と練習試合と練習の違いについて
5 取り組む姿勢について
6 熱中できることは誰にもゆずるなについて
7 やるべきこととやりたいことのバランスについて
8 守るべきルールと守る必要のない戯言について
こんな内容を話しています。
子供達が出会い接する大人として「先生」という存在は公私とも大きいものです。大人は、彼らの期待を裏切る存在ではなく、彼らの想像を超える存在であることを望んでいるようです。新中1生の約20名にどんな大人にがっかりするか、という質問をしたところ、
「つまらない大人」という回答が多いのは毎年のことです。
子供達の常識をひっくり返す、子ども達の想いを叶えちゃう、子供達のことを叱れてしまう、先生達が中学校にいることを楽しみにしているようでもあります。
人気のある先生や評判の良い先生というのは、根っこの部分で子供達の求める「つまらない大人」じゃないアレがまだたくさんつまっているのです、きっと。
アレはアレです。
優しい先生、公平な先生、分かりやすい先生、かっこいい先生、いろいろ表面的な意見はあるのでしょうが、それらのどれにも当てはまらない私としては、アレを大切にしようと心がけています。
歌手の佐野元春もその昔、「つまらない大人になりたくな~い!」とシャウトしていましたが、ずいぶんと大人になってやっとその意味が分かるようになったのでした。
土曜日の新人の先生の研修でちょいと話そう。
それにしても人生、経験、経験、何でもやってみな、ですね。
by n-susan
| 2010-03-12 02:40
| みんなのこと