●進んだ場所で最善を
進学した学校で最善を尽くすことが大切だ。自分の学校を悪く言ったところで状況は良くならない。むしろ悪くなるように感じる。
勤めている会社で最善を尽くすしかない。自分で決断して入社したのだから、自分の立場をしっかりとわきまえて仕事をするしかない。会社を悪く言う前に、決断した自分を反省するのが先だと思う。
今の状況が良くないと思っている場合は、自分の責任と許されるルールに則って行動を起こすことがよい。もうちょっと我慢して頑張ってみるのも、やめて別の道に進むのでもよい。
本当はやる気に漲っていて、楽しくやっていきたいのに、つい不満を漏らしてしまう気持はよく分かる。でもそもそも、やる気も楽しさもすべて自分で作るものであって、誰かが持ってきてくれるものではないということに早く気づこう。
その学校はあなたに何もしてくれないよ、その会社はあなたを幸せにはしてくれないよ、自分で楽しんで、自分で幸せになる行動を起こした人にだけ、学校や会社は応えてくれるのだから。
何かにつけて悪く考えたり、悪く思ったりすれば、あなたには悪いことしか起こらないはず、だって何でも悪く捉えてしまうのだから。せっかくの毎日をそんな気持で送っているのはもったいない。たまにならいいけれど・・・。
高校1年生も大学1年生も社会人1年生も新しい環境に馴染めないとついつい周囲を悪者にしてしまう子がいるが、進んだ場所で最善をつくすことしかないことをアドバイスするしかない。
どうしてもダメなら、頑張ってみてダメなら、別の道はいくらでもある。負けでもなければ、失敗でもない、そもそもそこに来る予定だったのだから。
今がベストと思って毎日を過ごしているほうが良いと私は考えている。ベストと思っているだけではなくて、実際の行動にも反映させていなければ意味がない。理屈は立派なのは良いが、どのような行動をしているかのほうがもっと重要だ。考え方は、行いの中から学んでいくものだからだ。
変えられない過去の自分~変えられる未来の自分
失敗や間違いやいらっとすることや嫌いなこと、、、、それを自分のレベルアップの糧とするように考え方を常にリフレッシュし、アイディアを出し、予定変更をしながら、より良い自分の未来を作っていく。もちろん我慢できないことだってあるから、どうやってさっさと立ち直るかを考えてみる。
行動できない人、口ばかりといわれる人、何もかもが上手くいかない人、、、、いろいろ自分の内面にコンプレックスを持っている子は多くいる。改善のアドバイスとして、いかに自分の都合よく考え方をチェンジできるかについて話す。
「心の病」という現代の問題は、いい意味でいい加減さが必要だと私は思う。専門家ではないので私見だが、新しい環境になったときや困ったことに出くわしたときなどのストレスを抱えたとき、考え方を切り替える習慣をもっている人は比較的順応が高いと感じている。
ベストと考えることができるようなもともとの元気な自分でいる習慣付けを日頃から意識しよう、と言う。私はそれが良いと思っている。だからいつも鈴木先生はいい加減なんですね、と言われるがその通りなのである。
五月病とか言って教室にくる子たちには、もうすぐ六月だからな、と言ってみる。すべては「考え方」次第でどうとでもなる、どうにもならない時はさっさと逃げよう!これまたいい加減なことを言う。
どうしようもないと思ったら、どうしようもない人に相談するといい。不真面目な人は真面目に悩まないから安心だが、真面目な人が自分だけで解決しようとすると困ったことになる。
つい最近そんなことを考えさせられることがあった。
by n-susan
| 2010-05-27 17:41
| おしらせなこと